コミュニケーションの第一人者 野口 敏さんの「会話がとぎれない!話し方66のルール」を読んで、会話を楽しむための3つのコツを学んだので紹介します。
沈黙になってしまって気まずい空気が漂い始めたり、勇気を出して話し始めても会話が続かなかったりすることが日常茶飯事。
Points of Youを使ったコーチングをしているときは、クライアントの話を聞くのも、自分が感じたことを伝えるのも、苦手意識を感じません。
しかし、日常の他愛もない会話となると、途端に会話が続かなくなってしまうのです。
こんな苦手を克服するために、「会話がとぎれない!話し方66のルール」を読んでみました。
特に「これは使える!」という3つのコツは、次の通りです。
- 会話の基本は「聞く」こと
- 自分の気持ちを「話す」こと
- 輪に入ったら「反応」すること
今は、早くいろんな人と会話してみたくて、仕方ありません。今までのように、簡単に会話を途切れさせてしまうことはない気がしています。
では、「会話がとぎれない!話し方66のルール」を読んで学んだ3つのコツをお伝えしますね。
「会話が苦手」を克服したい!
と言われそうですが、とても苦手だと感じています。
特に苦手なのは、日常の他愛もない話です。
昨日観たテレビの話だとか、他人の趣味の話など、僕にとって興味のない会話になるとどうしようかと困り始めます。
このようなことが、日常茶飯事に起こっています。
加入しているオンラインコミュニティ「ライフエンジン」の仲間たちが、楽しそうに会話しているのをみて羨ましく思ったのです。
「自分も会話を楽しめるような人生にしたい」という思いが溢れてきたので、本書「会話がとぎれない!話し方66のルール」を手に取りました。
今月は雑談力を上げる月間にしようと思う。
ということで、雑談関連の本を読むことと、ライフエンジンzoomで雑談をケシかけることをやる。
ライフエンジンのみなさん、ご興味ありましたら、雑談に付き合ってくれると嬉しいです。
— ぞの (@z02n05) October 10, 2018
会話を楽しむために使える3つのコツ!
「会話がとぎれない!話し方66のルール」は、とてもサクッと読み終えることができました。
さすがベストセラーです。ズバッと的確に、会話を楽しむコツを学ぶことができました。
本書の中では、「話し方66のルール」として、大量のコツが紹介されています。
ここに書いてあることの多くに「なるほど」と頷きながら読んでいたのですが、中でも特に「これは使える!」という3つのコツを紹介しますね。
- 会話の基本は「聞く」こと
- 自分の気持ちを「話す」こと
- 輪に入ったら「反応」すること
会話の基本は「聞く」こと
本書の中の、一番最初のルールとして紹介されていることが、「聞く」ことについてです。
人は誰もが「自分の話を聞いてほしい」「気持ちをわかってほしい」という思いを抱いています。
それは希望などという軽いものではなく、本当に熱望です。
これを読んだ時に僕は、唸りました。
会話が続かなくなる原因のすべてがわかったと思えるくらいに、「聞く」ことができていなかったことを自覚しました。
逆に、Points of Youを使ったコーチングをしているときは、ちゃんと話を聞いているから会話に困ったことがないのですね。
自分のことなのに、普段の会話とコーチングでの会話の違いに気が付きませんでした。
▼Points of Youについては、こちらを読んでいただけると嬉しいです。
自分の気持ちを「話す」こと
今度は、自分が「話す」ときの注意点を読んだときに、目から鱗が落ちました。
どんな些細な会話であっても、人はあなたの「気持ち」を知りたがっています。
思い返してみると、僕の話には、僕の気持ちは入っていません。いつも「事実」しか話してしなかったのです。
▼例えば、こんな具合です。
もし、これを聞いたらどう思いますか?
返事に困ってしまいますよね。もし僕自身がこれを言われたら、なんと答えてあげたらいいか分かりません。
▼しかし、このように気持ちを乗せてみたらどうでしょう。
これだったら、「どこで食べたの?」「どのネタがよかった?」「今度連れてってよ」といった、会話が始まりますよね。
だからこれからは、会話の中に「事実」と「気持ち」を盛り込んでいきます。
輪に入ったら「反応」すること
会話が苦手と感じる最大のシーンは、5人以上になったときです。
4人までなら、まだ大丈夫なんです。けど、5人を超えてくると、僕の存在は消えてしまいます。うんともすんとも言わない置物のようになってしまうのです。
自分がどう振る舞ったらいいのかが分からなくなるのです。
しかし、この問題の解決方法も、本書から学ぶことができました。
誰かが話しているときは、その人をまずみること。
これに集中してください。話し手の話に「ほー」「へー」などと大きくうなずいたり、笑ったり感心したりして、きちんと「反応」してあげましょう。
読んだら、グサッと来るものがありました。
なぜなら僕は、5人以上になると、会話からフェードアウトする癖があるからです。話している人のことなんて、雑音程度にしか聞いていなかったこともあります。
これではもう、会話が成り立たないのは当たり前ですよね。
当然のことだとは分かってはいたのですが、本書を読んで気が付いたのです。
あいずちを打ったり、頷いたりして、反応をする。もし反応方法が分からなかったら、「他の人と同じ行動をとればいい」とのこと。
▼本書に書いてある、この言葉を信じて、僕も「反応」してみます。
これだけでも、その場がパッと明るくなり、みなの気持ちに高揚感や一体感が出てきます。
あなたはその雰囲気の担い手になったわけで、もう、その場になくてはならない一因になったのです。
まとめ
「会話がとぎれない!話し方66のルール」を読んで、会話を楽しむコツを学ぶことができました。
特に「これは使える!」という3つのコツは、次の通りです。
- 会話の基本は「聞く」こと
- 自分の気持ちを「話す」こと
- 輪に入ったら「反応」すること
今は、早くいろんな人と会話してみたくて、仕方ありません。今までのように、簡単に会話を途切れさせてしまうことはない気がしています。