Points of You認定トレーナーの”ぞの”です。
この記事では、Points of Youのカードの代表格、「コーチングゲーム」について紹介します。
全部で65枚のカードで、ユニークな写真と言葉が書かれてあるのが特徴です。
個人的には、3種類あるPoints of Youのカードの中で、もっとも発想が広げやすいカードだと思っています。そのため、Points of Youを始めて体験する人には必ず、コーチングゲームから使い始めています。
それでは早速、コーチングゲームの中身・使い方・特徴・入手方法について、詳しくお伝えしていきますね。
Points of Youのカードが気になる人、コーチングゲームを購入しようか迷っている人の、参考にしていただきたいです。
▼Points of Youとは何か?について知りたい方は、こちらも読んでいただけると嬉しいです。
コーチングゲームの中身
コーチングゲームを開けると、5つのツールが入っています。
- カード(65枚)
- 質問カード(2枚)
- レイアウトチャート
- フォーカスノート
- ブック
これら1つ1つについて、順番に紹介していきますね。
カード(65枚)
コーチングゲームのカードは、全部で65枚あります。
▼こちらのカードを例に、カードの特徴を説明しますね。
まず、写真の特徴は、どこか一部が切り取られていることです。
これはPoints of Youのカード、すべてに言えることですが、コーチングゲームが一番よくわかります。
僕には、大人の人と子どもが海の下を覗き込んでいるように見えるのですが、周りがどんな様子なのかは分かりませんよね。
この2人以外にも人がいるかも知れませんし、近くに船が停泊しているかも知れません。また、ここがどこの国なのかも分かりませんし、2人の顔や年齢だって分かりません。
このように、一部が切り取れている写真であることが特徴です。
また、言葉が書いてあるカードは、コーチングゲームだけです。
中央の下の方に、「Opportunities 好機」とありますよね。
この言葉は、カードとピッタリなものもあれば、全く関係ない場合もあります。ちなみに僕は、このカードを見たら、子どもが「チャンスだ!」と叫んでいるように感じたので、言葉とカードは関連があるように思いました。
さらに、左下にマークが、右下に数字がありますよね。
左下のマークは、カードのシリーズを表しています。
このカードのマークは、「好機シリーズ」に分類されますが、全部で5つのシリーズがあります。
- 旅シリーズ
- 行いシリーズ
- あるがままシリーズ
- 困難シリーズ
- 好機シリーズ
この分け方に、どんな意味があるかは分かりません。
ただ、その分からないことを楽しむのがPoints of Youなので、意味の決め付けはしないでいます。カードを手に取る機会があったら、どうしてこのシリーズに分類されているのだろうと考えてみてくださいね。
右下の数字は、あとで紹介する「ブック」という冊子のページ番号です。
ブックの120ページに、このカードに関するエピソードなどが書かれています。
質問カード(2枚)
コーチングゲームには、質問が書かれてあるカードが2枚入っています。
Points of Youのカードは、資格を取らなくても誰でも購入することができます。そのため、質問が書かれてあるカードは、使い方が分からない人のサポートになります。
また、Points of Youの資格を取った人でも、なかなかカードに対する質問が思い付かない時に、この質問のカードがあればコーチングを行うことができます。
Points of Youによるコーチングは、カードに対する質問をたくさんしていくのが特徴なので、こういった質問のカードが必要なのです。
ちなみに僕の場合は、この質問のカードをみると形式的な会話になってしまうので、ほとんど見ずにコーチングを行なっています。
自然体の会話をすることで、僕とクライアントの心の距離が近いセッションになりやすいからです。カードに対する質問に慣れてきたら、質問のカードを見ないというのも試してみてくださいね。
レイアウトチャート
コーチングゲームには、4つのレイアウトチャートがあります。
レイアウトチャートに沿って行えば、コーチングを行なったことがない人でも、簡単にコーチングを行うことができるのです。
あとで、レイアウトチャートを使ったコーチングの方法も紹介しますね。
▼得るものと失うもの
▼過去、現在、未来
▼気付き
▼人間関係
フォーカスノート
フォーカスノートは、コーチングを行うときに使います。
コーチングを行いながら、これらのことを書き込んでいきます。
- 今日のコーチングで話題にしたいことは何か?
- 使ったカードは何か?
- 重要な気付きは何か?
- これからどんな行動を起こすのか?
フォーカスノートの使い方も、後ほど紹介しますね。
ブック
「ブック」には、Points of Youのことがいろいろ書いてあります。これを読めば、Points of Youのことがよくわかります。
Points of You認定トレーナーの僕も、たまに読み直して、カードについての理解を深めるのに使っています。
先ほど言った、カードの右下にある数字も、このようにブックと連携しています。
コーチングゲームの使い方
ここでは、コーチングゲームの使い方を紹介しますね。
ただ、今から説明するのは、あくまでやり方の1つ。
もっとも一般的な方法なので、使い方に困っている人は参考にしてみてください。
▼まず最初にやることは、コーチングの話題を決めることです。フォーカスノートの「私の問題」に、話すことを書いてください。
▼次に、レイアウトチャートを取り出します。僕は「過去、現在、未来」が一番使いやすいと感じています。なので、慣れてなかったら、このレイアウトチャートからがオススメです。
▼そして、先ほど書いたフォーカスノートを、折り曲げてレイアウトチャートにセットします。
▼ここから、コーチングがスタートです。3枚のカードを選んで、レイアウトチャートに並べます。そして、左からめくって質問をしていきます。
「カードを見て気になったところはどこですか?」「カードの5分前はどんな状況でしたか?」など、質問は、先に紹介した質問カードを参考にしてみてくださいね。
そして一通り質問したら、レイアウトチャートに書かれてある質問「「過去に何が起こったのか?」と、質問の答えを結び付けると何か付きますか?」と質問をします。
これが一連の流れです。
▼2枚目も同様です。カードについて、たくさん質問しましょう。
そして最後に、「「いま何が起こっているのか?」と、質問の答えを結び付けると何か付きますか?」と質問します。
▼3枚目も同様です。
たくさん質問をしたあとに、「「これから何が起こるのか?」と、質問の答えを結び付けると何か付きますか?」と質問します。
ここまでやったら最後に、もう1つだけ質問します。
こう質問すると、クライアントはよく、「ハッ!」と気付きを得られることが多いですよ。
▼そしてここからは、フォーカスノートに書き込みをしていきます。まず、使ったカードがなんだったかを書きます。中央の下にある言葉を書いておくのがいいかと思います。
▼次に、「最も重要なインサイトは何でしたか?」というところに、見つけた課題の解決策などを書いてもらいます。そして最後に、どのような行動を起こすのかも書いてもらいます。
ここまでが、コーチングゲームを使ったコーチングの流れです。
コーチングゲームの特徴
ここまでコーチングゲームのことを紹介してきましたが、どんなカードだと感じましたか?
使っていて、発想を広げるための工夫がたくさんしてあることを体感しているのです。
何かの一部の写真であることや、絶妙な言葉が書かれてあること。他にも、カードを伝っていると、課題解決にピッタリな気付きを得られるのです。
具体的にどうして?と言われると難しいのですが、何百回もカードを見ていても、新しい発見があることがすごいです。
コーチングゲームの入手方法
このようなコーチングゲームですが、手に入れる方法は3つあります。
- Points of You公式サイトから購入する
- 有資格者から購入する
- 認定資格を取得する
Points of You公式サイトから購入する
Points of Youのカードは、誰でも購入することができます。
その方法は、Points of Youの公式サイトから購入することです。
こちらにアクセスすると、簡単に注文することができますよ。
ちなみに価格は、24,840円(税込、送料無料)です。
有資格者から購入する
2つ目に、僕のような有資格者から購入することもできます。
友達でPoints of Youの有資格者がいたら、その人にお願いしてみるのも1つの手です
認定資格を取得する
3つ目は、自分が有資格者になるということです。
認定資格を取るための講座を受講すると、必ずコーチングゲームとパンクタムが付いてきます。
Points of Youのことをもっと知りたいと思っている場合は、各地で開催されている認定資格を取得するための講座へ参加してみてはいかがでしょうか。
さいごに
コーチングゲームの中身・使い方・特徴・入手方法について紹介してきました。
個人的にコーチングゲームは、Points of Youの中で、もっとも一般的で使いやすいカードです。どのカードを手に入れようか迷っている人は、コーチングゲームをオススメします。
また、使い方を紹介しましたが、あくまで1つのやり方に過ぎません。
自分だけのやり方ができるというのもPoints of Youの魅力ですので、使い込んでオリジナリティを探してみてくださいね。
▼もし、僕がどのように使っているのかが気になったら、セッションを受け付けています。こちらのページから、申し込んでみてくださいね。
▼Points of Youとは何か?について知りたい方は、こちらも読んでいただけると嬉しいです。