精神科医 樺沢紫苑さんの著書「学びを結果に変える アウトプット大全」を読んで学んだことを紹介します。
僕はかれこれ4年くらい、文章を書きまくってきました。最初は「勝間塾」のコミュニティで、次はブログで。1日に最低1000文字以上は、何かしらのアウトプットをする生活を続けています。
しかし、「もっともっとアウトプットに加速をつけたい」「どうやったら、もっと大量にアウトプットができるのだろう?」「アウトプット大全ってタイトルがついてるんだから、きっと凄いことが学べるはずだ」というような思いがあったので、本書を手に取りました。
すると、僕のなかで「なぜ今まで気がつかなかったんだろう!?」という気づきがありました。
なぜか知りませんが、「アウトプット=書く」となっていました。だから、アウトプットを加速させたいというのは、書くスキルを上げたいと言っているのと同義でした。
けど、本書を読んで、「話すこともアウトプットに含まれる」と気が付けたので、僕のアウトプット生活に革命が起こせる気がしてきました。
それでは詳しく、「学びを結果に変える アウトプット大全」を読んで学んだことをお伝えしますね。
アウトプットを加速させたい
文章を書き始めてから4年ほどが経ちました。最初は「勝間塾」で、次は、このブログで。
文章を書いて、自分の考えをアウトプットし始めたことで、明らかに人生が変わってきました。
日経MJに取材されることもありましたし、Points of Youのセッションの依頼だっていただけています。
他にも、会ったことがない人にも、僕のことを知ってもらえているなんていう、とんでもないことだってアウトプットのおかげで出来ています。
「あの”ぞの”さんですか!?」と言われることは、10回とか20回というレベルではありません。
アウトプットして初めて「現実世界」を変えることができます。
本書にある言葉ですが、これはマジです。僕は、身を以て体験しています。
そのために、精神科医 樺沢紫苑さんの「アウトプット大全」を読みました。
「アウトプット大全」と言うくらいだから、アウトプットを加速させる方法が学べることを期待して。
話すこともアウトプットに含まれる
期待度高めで本書を読み終えたところ、自分の中で、かなり大きな気付きがありました。
僕は今まで、「アウトプット=書くこと」とばかり思っていたのです。
だから「アウトプットを加速させたい」の意味は、「もっと書くスキルを上げたい」「早くアウトプットできるようにしたい」と同義でした。
しかし本書には、アウトプットとは次のように書いてあります。
「話す」「書く」「行動する」がアウトプットです。
自分の中で、話すことがアウトプットであるという認識が欠けていました。これが、本書を読んでいちばんの気付きです。
このように思った人のために、もうちょっとだけ説明を追加しますね。
話すことがアウトプットだと気がついた裏には、最近、話すことに注力していたことがあります。
話すことが苦手だったので、話す練習をたっぷり行なっていました。本を読んだり、仲間たちと話したりして、話すことを意識した生活を送っていたのです。
それはつまり、本書を読む前からアウトプットを加速させる行動をしていたということです。
だから自分の中で、話すことがアウトプットに含まれることに驚いたのです。
「話す」にも種類がたくさんある
僕が注力をしていた「話す」は、「雑談」のみでした。
友達との何気ない会話であったり、職場の飲み会の場であったり、意味のない会話(=雑談)が苦手と感じていたのです。
ただ、本書を読んで、「話す」といっても、種類がたくさんあることを知ることができました。
- 雑談
- 伝える
- 挨拶する
- 質問する
- 依頼する
- 断る
- プレゼンする
- 議論する
- 相談する
- ほめる
- 叱る
- 謝る
- 説明する
- 打ち明ける
- 自己紹介する
- 営業する
- 感謝する
「雑談」にばかり注力していた僕は、まだまだ練習できることがあることを知れて、なんだか燃えてきました。
アウトプットを加速させるために、いろんな「話す」が上手くなりたいです。
アウトプット大全は、アウトプットのバイブル
本書を読んで、「話すことは、アウトプットである」という気付きが大きかったです。
自分の中で、「アウトプット=書くこと」とばかり思っていたものですから。
おかげでアウトプットを加速させるためには、たくさんの「話す」を練習することが、自分にできることだとわかって燃えています。
「アウトプット大全」の名に相応しく、アウトプットのバイブルとなる書籍でした。